鈴木良太と山本浩成が優勝 ミッドナイトF2 【小倉】

小倉競輪のF2ミッドナイトは最終日の28日、8Rでチャレンジ決勝、9RでA級1、2班戦の決勝を行い、チャレンジは山本浩成(24)=福岡、A級1、2班戦は鈴木良太(45)=静岡=が優勝を飾った。
チャレンジ決勝は甲斐俊祐が突っ張り先行。その番手を回った山本浩成は、昼田達哉の5番手捲りに合わせながら3角で踏み出し、そのまましっかり伸ばして後続に詰め寄らせず完全Vを果たした。これで1、2班へ特別昇班の山本は、「甲斐君のおかげ。頼もしかった。番手戦は慣れていないので緊張しっぱなしでした。特別昇班できて良かった。昇班しても積極的なレースができるようにしっかり練習して頑張ります」と話した。
A級1、2班戦は後藤悠が誘導を切ってそのまま先行。畝木努の5番手捲りは、後藤の番手の鈴木良太が好けん制でピタリと止め、鈴木はG前で後藤をきっちりと差してVゴールを駆け抜けた。
鈴木は「最高です。後藤君が強かった。ワンツーが決まって良かった」と第一声。3日間を振り返って、「それほど調子が良かったわけではないが、後藤君のおかげ」と連係した若手を何度もたたえた。最後にファンへ向かって「自分がまさかの優勝ですみません。次の開催も頑張ります」と締めくくり、次節、2月5日からの松戸F1での活躍を誓った。
【次回小倉ミッドナイト開催】
2月5~7日(A級1、2班戦、チャレンジ戦)