競輪

【別府競輪(モーニング)FⅡ】混戦を捲って快勝の廣川貞治「あと33勝できるように」通算500勝へ意欲

通算467勝目を手にした廣川貞治

 2日目2Rは「四国の3番手から」とコメントしていた廣川貞治が、先行争いに発展した土居佑次と佐藤裕輝の踏み合いを鮮やかに2角捲り。2着に4車身差をつけて圧勝した。
 ゴール後に右手を突き上げて派手なガッツポーズを見せたが、検車場に引き上げてくると大の字になってダウン。「捲る展開になっちゃったから仕掛けたけど、脚が痛くて苦しいし、気持ち悪いよ~」ともだえたが、前検日の前日から大分入りし、炭酸泉で有名な長湯温泉に漬かった効能?が白星として現れて満足げ。「今年は6月までに10勝したけど夏になって通風が出ちゃって、そこからボロボロでしたよ。だから久々に勝ててうれしいよね。これで467勝目。あと33勝で通算500勝だし、そこを目指して頑張ります」と大台到達へ闘志をかき立てた。
 最終日に出場する3Rの7選手の平均年齢は52・5歳で、しかも本格自力が不在。レース展開の読めない乱戦と思われたが、そこで廣川が腕まくり。「後ろにツボちゃん(郷坪和博)が付けてくれるし、自力自在にやりますよ」。2021年1月川崎(1、1、決勝5着)以来の連勝ゲットとなるか注目だ。

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