競輪

【小倉競輪(ナイター)GⅠ競輪祭】嘉永泰斗が古性優作を撃破、那須萌美は準決へ

 総勢16人の九州男児のうち、9人が初日に1予を迎えた。嘉永泰斗が1着、山田庸平が2着と好発進を決めた。

 地元の大将・園田匠もその1人。初日5Rは松浦悠士マークから追い込んだが5着。それでも「普通なら松井君と並走になって飛んでしまう展開。粘ってくれた」と松浦に感謝しきりだった。「ポイント制(5着は6点)ですから。気持ちを切り替えて予選突破を目指す」。2日目は清水裕友マーク。予選突破の目安は、ダイヤモンドレースが21点、2予Aが16点、2予Bが12点。再度5着でも2予Bに勝ち上がれそうで、3着でも2予Aの可能性が残る。

 

初日の九州勢で唯一の勝利は、古性優作を破った嘉永泰斗

記念すべきGⅠ「第1回競輪祭女子王座戦」に計6人の強力布陣で臨んだ九州ガールズ。しかし、児玉碧衣と尾方真生のダブルエースがともに6着に敗れて予選敗退。唯一、準決に駒を進めたのが那須萌美だ。「4着で勝ち上がれるかは6月のパールカップ(GⅠ)で経験済み。同期とレースを見ていました」。3着争いが吉川美穂と村田奈穂で、タイヤ差。村田が3着なら吉川との選考順位の比較となり敗退だったが、吉川が3着でギリギリで勝ち上がった。「判断が遅れて脚を使わず終わってしまった。でも、レース自体は落ち着いて見られている。迷いなく走りたい」。初Vを飾った縁があるバンクで2度目のGⅠ決勝に進んでみせる。

4着でギリギリの予選突破だった那須萌美

 

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