【小倉(ナイター)GⅠ競輪祭】平原康多 初戦5着で敗退危機も2予A進出
平原康多が、意地を見せた。初戦はラインの先頭で5着。腰痛に見舞われて厳しい戦いが続いているが、2走目は森田優弥の番手から追い込んで2着に入った。「踏み応えはイマイチ。でも初戦より2走目の方が良かった」。1予敗退の危機を乗り越えて、準決へ4着条件の2予Aへと駒を進めた。
賞金ランクは26位(22日終了時)で、11年連続14度目のグランプリへは、優勝しかない状況。それでも「まだチャンスはあるんで、そこに向けてやるだけです」と気持ちは全く切らしていない。4日目へ向けても、「自転車の全体のバランスを見る。むしろ体の方が問題なんですけど、できる努力をする」と最善を尽くす。過去3度制した競輪祭で、よみがえってみせる。
▼11R(平原康多) 坂井の動きがまずまずで、平原の準決進出が見えてきた。234BOX、2=9―37。
▼12R(郡司浩平) 「ダイヤモンドレースは練習で良かった新車に換える。試すためと言うよりも、勝つために投入」。1着賞金119万2000円を上積みへ。2―149―1489、2―9―5。
