競輪

【小倉競輪(ナイター)GⅠ競輪祭】好青年・太田海也 名実ともに「日本一」の選手へ

 4日目2予Bの7Rは太田海也が逃げ切った。8月西武園オールスター以来、自身2度目のGⅠ予選突破を果たした。

 1周半先行して森田優弥ら同世代の強力自力型をはねのける強さもさることながら、特に目を引くのが礼儀正しさ。共同会見の部屋に入るときは深くお辞儀をして大きな声で「失礼します」。会見の始め、終わりのあいさつを欠かさない。厳しいレース後で息が整っていない中、周囲へ気を配る姿はただただ尊敬するあまり。記者自身も見習わなければいけない。

 初のGⅠ決勝入りを懸けて争う準決11Rは松浦悠士との連係。松浦は太田を「日本一強い選手」と断言した。人間性はすでに完成している。あとはナショナルチームで鍛えた世界基準のスピードを披露して、誰もが認める「日本一」の選手に上り詰める。▼11Rは太田の逃げ切りに期待。2―9―3567。

 ▼10R(松井宏佑) 2日目、4日目と実に強いレース内容。郡司が番手でも押し切れる。9―1―23457。

初のGⅠ決勝を目指す太田海也
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