【佐世保競輪・FⅠ】室井蓮太朗が大本命を撃破して唯一の連勝優出
<記者コラム・森川和也の追走一杯>
A級準決5Rは、室井蓮太朗が4番手捲りで大本命の大西貴晃を撃破。唯一の連勝で優出に成功した。道中は1番車を生かして中団キープ。「内を空けたら(大西に)すくわれるし、早く仕掛けると引き出す」と難しいかじ取りを余儀なくされたが、「2度目に緩んだところから」前に踏んで6番手捲りの大西に合わせ切ると、番手でけん制しながら抜け出す小峰烈をわずかに逆転した。「後輪が何度か浮いたし、踏み方がまだ甘い」と反省点こそあるが、決勝は真鍋智寛の番手戦。同時あっせんの父・健一譲りのハンドルさばきでVをつかみ取る。
▼8R(室井健一)白星ゲットで息子にバトンをつなげる。1―4=36、1―3―257。
▼6R(小川賢人)「自分で自力自在に、何でもやる」ということは菊池の後位を狙うしかない。1―2―7。