競輪

【久留米競輪(ナイター)FⅠ】松本秀之慎 熊本記念出走のためにもS級点へ執念

来年10月の熊本記念を走るためには、まずは今期のS級点が必要な松本秀之慎

 A級準決4Rは松本秀之慎が捲りで制し、「準決突破は久々」と、さわやかな笑顔を見せた。来年春に熊本競輪場が使えるようになれば熊本に戻る予定だが、現在は久留米で練習。「いつも走っているところだし、走りやすい」と地の利を生かした。

 6月に特班してから今回で12場所連続の準決進出。だがここ7場所連続で、決勝に進めなかった。「準決がカベになっていたのでうれしい。まだS級点を諦めていません」。今期の点数は90点に満たないが、この決勝進出で弾みがつくはず。「来年10月の熊本記念に呼んでもらうには、まずは今期のS級点が絶対条件。兄弟で走りたいです」

 2つ上の兄・秀之介はすでにGⅠ常連で、あっせんはほぼ間違いない。「まずは、あと1点以上必要。12月の久留米での松本秀人杯で点数勝負できるところまでいきたい」。松本家ゆかりの大会には兄も出走予定。兄と一緒に汗を流している久留米バンクでS級点へ届かせるためにも、まずは3カ月ぶりの決勝で奮走する。
 

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