東矢圭吾と梅崎隆介が優勝 ミッドナイトF2 【小倉】
小倉競輪のF2ミッドナイトは最終日の27日、8Rでチャレンジ、9RでA級1、2班戦の決勝を行い、チャレンジは梅崎隆介(32)=長崎、A級1、2班は東矢圭吾(24)=熊本の121期の2人が優勝を飾った。
チャレンジ決勝は、打鐘後HSで坂田康季が先行態勢。久保光司の後ろに服部竜二が切り替えて3番手。梅崎はホーム過ぎに服部を叩いて3番手を取り切ると、2角発進から前の2車を捲ってのみ込み、上がりタイム11秒1の好タイムで完全Vを飾った。
レースの振り返りで梅崎は「想定外の展開にはなったが、すんなり中団が取れたのが良かった。2日目は付いてくれた先輩方に迷惑をかけていたし、その分は反省して優勝できたと思う」とホッとした表情。最後には次節の玉野戦での連続完全Vに向けた意気込みを語った。
A級1、2班戦は内藤久文が逃げて、富永益生が追走。東矢は打鐘前から仕掛けようとしたが、4番手の位置を並走。終1角過ぎから発進して、西田将士が食らいつく。東矢は脚力の差を見せつけ、豪快に捲り切って2場所連続Vを決めた。
レース後の第一声は「2日目と一緒で前を切れなかったのは反省点。それでも力を出し切る自分のレースはできた」とひと安心。人気を背負っていたこともあり、やはり緊張はったようだが、しっかりと期待に応えてみせた。
【次回小倉ミッドナイト開催】
10月31~11月2日(オールチャレンジ戦、7車立て7R制)