競輪

【別府競輪・GⅢ開設記念】大石崇晴 初のS級1班へ勝負駆け

 大石崇晴が2着で1予を突破した。初日7R、鐘で前に出た大石は、森田に鐘4角で内をすくわれて外に浮く形となったが、単独先行となった森田をBS強風にも負けず終1角から追いかけた。「並走気味のところから捲ったんですが、最後まで踏み切れました。ただやはり森田君はGⅠでも活躍する上位クラスですね。力の差は感じました。でも自分の感じも悪くないです」。森田に逃げ切りを許したものの、混戦を自力で勝ち上がったことには大きな価値がある。

 「練習は、神田紘輔さんや窓場千加頼さんらと、街道中心。徐々にですが、脚力がついてきた感じはあります」と力量アップを実感している。今期の競走得点は102.96で、現状だと初のS級1班へは0.8近く足りない。それでも諦めることなく、「上げられるだけ上げたい」と意気込む。2予を突破すれば視界は開ける。特選組が相手でも、自力突破へと踏み上げる。

 ▼9R(大石崇晴) 北津留がカマシ、捲りになれば勝ち上がりのチャンスが拡大。1―7=23459。

 ▼8R(松本秀之介) 初日特選で派手な勝ち方をした坂井に人気が集中しそう。松本の押し切りも十分魅力的だった。8―12―123459。

初戦2着で2予に進んだ大石崇晴

 

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