【別府競輪・GⅢ開設記念】大塚健一郎 自分らしさ発揮で決勝へ
大塚健一郎が魂の走りを見せる。2日目8Rは松本秀之介の先行策に乗って3着。地元勢で唯一、予選を突破した。
ただ、共同会見では一切、笑顔を見せず声のトーンも暗かった。「後輩が落車したので複雑」。レース後は8Rで落車した安東宏高に終始、付きっきりだった。
それでも準決の意気込みを聞かれると、「頑張ります」といつもの声と勝負師の表情に戻った。前検日には「地元記念は1年やってきたことの答え合わせ。自分らしさを前面に出したい」と話した。安東ら地元の後輩勢の思いを背負って、持ち味の気迫あふれる走りで決勝の切符をつかむ。▼11Rは大塚が北津留に食らい付いて差し切る。4―2=1357。
▼6R(志村太賀) 今節はS級残留勝負駆け。初日同様、笠松マークから上位進出。9=137―1357。
