競輪

【別府競輪・GⅢ開設記念】岩本俊介 大会4度目参加でも決勝皆勤賞へ

 

 岩本俊介が今年2度目のGⅢ決勝を目指す。2予10Rでは珍しく「緊張していた」。報道陣の「SSの守澤選手が付いて本線だったからか」という問いには「そんな格好いいもんではなく、単に敗退したくなかっただけ」と応えて周囲を笑わせた。数年前までは、自力戦一辺倒だったが、後輩も増えた近年は番手回りもこなす。自力戦でも、力任せでなはく、流れを読んでの戦いが増えた。来年40歳になるが、安定感はむしろ増した印象だ。

 準決の番組が出ると、「寝てました」とぼーっとした表情で、東京ディズニーリゾートのトレーナーを着て現れた。「これは娘をディズニーランドに連れて行って、寒くて現地で買ったやつです。1時間待ちとかで突っ立っていると腰が痛くなるけど、そういうこともやっているんですよ」と苦笑い。家族思いの岩本だが、今年のグレードレースではまだ8月の松戸記念でしか決勝を走っていない。松戸との相性が抜群なのは有名だが、この別府記念でも3度参加して3度とも決勝に乗っている。九州の地から、千葉の家族へと決勝進出の一報を届ける。

 ▼12R(岩本俊介) 前々に攻めて別府記念4度目の決勝へ。123BOX、1=2―95。

 ▼5R(矢野昌彦) 林と後藤は対戦すると毎回もがき合いになる。矢野に一撃チャンス。5―124―1247、5―1―8。

別府記念には過去3度参加してすべて決勝に乗っている岩本俊介

 

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