競輪

【久留米競輪(ナイター)FⅠ】松坂洋平が自力タイプの消耗戦を巧みなコース取りから3番手一気

3番手から中を強襲した松坂洋平

 S級準決11R、男子戦の中で最も遅い上がりタイム12秒4の乱戦を制したのは松坂洋平だった。

 1番車を生かして前受けを選択。そこから前々に踏んで、合ったところで飛び付く作戦だったが、「バンクの下からだったし、踏み合っていた町田(太我)君と中嶋(宣成)君が全く緩めなかったのできつかった」。やっとの思いで町田と中嶋の後ろに収まると、追い上げてきた田中誠を軽くけん制して、最後は町田と中嶋の真ん中を突き抜けた。

 「田中君にちょっと押し返されたけど、前(中嶋宣成)は自力型だから外に踏むと思い、中を狙いました」と読み通りのコース取りで3番手一気。本命の町田を撃破し、トレードマークの『白い歯』はいっそう輝いていた。

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena

関連ニュース

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena