【佐世保競輪・GⅢ開設記念】気配上昇の小川真太郎が単騎一発
初日特選組の小川真太郎が決勝に駒を進めた。3日目11R、節間を通して初の自力戦だったが、BS7番手から捲って3着。「HS過ぎで武藤さんとかぶったのが痛かった。ただ、脚に余裕はあって、レースの組み立ても悪くなかった」と振り返った。
今年前期は106点台だったが、現在は109点台にまで上昇。「半年前ぐらいから過ごし方を変えた。前までは一日中、バンクで練習していたが、今は午後にウエートトレをやっている。短時間で集中するよう意識もしていて、自分の中では変わるキッカケをつかみつつある」。意識改革をした結果、特選スタート、そして決勝進出を果たした。
その最終日12R決勝は中四国不在で単騎戦。「自転車も換えて、自分の中で上がってきている感じはある。流れを見て一発を狙いたい」。アゲアゲの31歳が地元勢優勝ムードに風穴をあける。▼12Rは小川の一発に期待。3―1789―1789。
▼7R(朝倉智仁) 今月末までが選考期間のウィナーズカップに、「地元ビッグなので出たい!」。現在9勝とボーダーにやや遠いが、最後まで諦めない。1―678―678、1―7―9。