競輪

【久留米競輪(ナイター)FⅡ】「人の後ろ回れない病」の一ノ瀬匠が橋本宇宙の番手回り

 一ノ瀬匠が珍しく番手戦に挑む。2日目12Rは初手で中団確保から鐘先行。シリーズリーダーの疋田力也の捲りを突っぱねて、番手の高木竜司と連日のワンツー決着。2021年4月高松以来の決勝進出を決めた。

 最終日12R決勝は九州5人がいる番組。話し合いの末、佐賀と福岡・熊本で分かれた。一ノ瀬は同県の後輩の橋本宇宙に前を託すことにした。以前、一ノ瀬から「僕は人の後ろ回れない病。同じ番組に九州の自力型がいても自分は自力でやる」と聞いていたが、今回は発症せず。「同県の後輩だし、初めての連係だから任せる」ならば症状は出ないようだ。

 ただ、再発の恐れはある。「一度任せて僕が満足する走りをしなかったら、次は自分でやる」。果たして橋本は一ノ瀬の前でどれだけ頑張れるのだろうか。▼12Rは橋本が一ノ瀬の期待に応える走りを披露。自力ある一ノ瀬が最後に抜け出す。5―6=1237。

 ▼3R(浅見敏也) 今期限りで引退だが、2日目は中を割って2着と闘志は消えていない。竹田目標に残された選手生活を悔いなく走りきる。1―6=2347。

決勝で連係する佐賀コンビの橋本宇宙と一ノ瀬匠(右)
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