【久留米競輪（ナイター）FⅡ】中部ガールズコンビは仲良しでライバル

　仲良し中部ガールズコンビが九州で存在感を発揮する。2日目6Rで太田瑛美が1着、當銘直美が3着。そろって決勝進出を決めた。

　初日から連勝の太田は「バンクが重く感じた。展開が向いただけ…」と控えめだったが、「前回の反省を生かして積極的に仕掛けられた」。その前回は連日、消極的な攻めになってしまい悔しい予選落ち。悔しさをバネにしての連勝劇だ。最終日10R決勝は2場所前の決勝で完敗した小林優香らが相手。「寒いですが、防寒着にカイロ2枚を仕込んでいます」と万全の寒さ対策で小林にリベンジを果たす。

　対する當銘は打倒太田を掲げながら完敗。「風が強くてバンクが重く感じた。瑛美ちゃんは身長低い分、空気抵抗がなくていいな」とライバルに負けたことが相当悔しかった様子。「しっかりアップをして、決勝は頑張りたい」。最終日こそは太田、いや6人全員に勝って7月立川以来の優勝を勝ち取る。