競輪

【久留米競輪・FⅠ】松岡貴久は今年ビッグ出場なしに終わるも「現状が現状だから仕方ない」来年から反撃だ

<記者コラム・森川和也の追走一杯>

 長年にわたり九州の屋台骨を支えてきた松岡貴久だが、今年はビッグレース(GⅠ、GⅡ)出場を一度も果たすことなく終わった。2007年のGⅡ共同通信社杯から続けていた連続記録が16年で断絶。さそかし悔しい思いをしたと思いきや、「それは仕方ないですね。現状が現状ですから」とメンバー表に記された競走得点を指さして苦笑いした。
 それでも翌年6月に地元の熊本競輪場が再開するとあって、燃えていないわけがない。「来年はSワンの点数を取りながらGⅠの出場権を取りに行く。まだ試行錯誤中で足りない部分は多いけど、熊本には強くて若い子がたくさんいる。いろいろと教えてもらいながら頑張りますよ」。初日11Rはその中の一人、松本秀之介と連係。一糸乱れぬ形でワンツーを決め、反撃の序章にする。
▼6R(岩本純)前回は約6年ぶりの優勝を飾って勢いに乗る。ここは中四国の伊藤と並ばず単騎になったが、「脚に余裕があれば狙っていく」と流れでタテ攻撃をもくろむ。1―67―23567。
▼12R(福永大智)単騎戦になったが、「あと2勝すればウィナーズカップの特選スタートの権利が取れそう」なら、頑張るしかない。伊藤の先行ペースを杉森が乱したところを一発捲って、7―126―1236。

来年からの反撃を着々と進める松岡貴久

 

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