競輪

【久留米競輪・FⅠ】特班後初戦で注目のヤング小柳智徳が「ショックです…」2日目の一般戦で5着敗退

<記者コラム・森川和也の追走一杯>

 123期の小柳智徳は、今月17日のレインボーカップ準VでA級2班に特別昇班した期待のルーキー。今節は早速、松本秀之慎ら優勝戦線を盛り上げると思われたが、2日間を終えて4、5着と大苦戦している。「初日はそこまで悪くなかったけど、きょうは一般戦で5着になったのでショックですね…」
 確かに予選は原田翔真を強引に叩いて4着と好内容だったが、逃げ一車だった2日目は伏兵の丹波靖貴に捲られる大失態。「チャレンジの時と同じペースで踏んだら捲られた。HSで一回、しっかりとスピードに乗せないとダメでした。調子が良くないのかも」と消えるような小さな声でつぶやいた。
 そんな様子を見ていたベテランの杉山剛が助け船。「要所で流すクセがあるね。脚質は地脚? ダッシュ? 明日は俺が3番手を回るし、宿舎でじっくり作戦を考えて頑張ろう」。元Sワンの実力者に声を掛けられ、ようやく表情が明るくなった。▼2Rは、杉山にポテンシャルをうまく引き出してもらって九州3車で独占。6=2―5、2―5―6。

▼8R(松岡健介)初日2着後に「最近の中では一番」とコメント。ここは単騎だが、1番車の利で中団好位を回れそうで勝機あり。1―345―23457。

先輩の杉山剛に励まされ笑顔が戻った小柳智徳

 

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