競輪

【立川競輪・グランプリシリーズ】どうせ難解なヤンググランプリは人気薄から

初日11Rヤンググランプリで、山根将太(左)は太田海也(右)をマークする

 毎年、優勝者を当てるのが難しいのがヤンググランプリ。基本的には全員が自力選手で、単騎を含めたコマ切れになりやすく難解なレースだ。今年も茨城、岡山、四国が2車の連係で、3人が単騎。むしろ人気になる選手を避けて好配を狙うべき競走かもしれない。

 その意味では、山根将太は人気になりづらい条件がそろっている。今回唯一、100点を切る競走得点。立川の実績は、1走して失格。11月に地元戦でようやくS級点を確保できたが、そこから腰痛で1カ月以上の休養を経ての参戦だ。

 前検日の指定練習では初めて太田海也の後位を走り、「ほかの選手とは全然違う。自分が後ろに付いて練習した中では断トツですね。ぼくは何もできないけど、ちぎれないように頑張る」と追走にも不安そうな表情だった。さらには「番手回りは今まで2回ほどあるけど、どちらも結果は良くなかった」。取材してもプラス材料がなかなか見当たらず、「1着賞金は見ていません。9着がいくらかだけは知っています」と超ネガティブだ。

 だが最後に、「太田君の番手なんて、位置的には絶好ですよね。直線も長いし、付いていければ何かが起きるかもしれない。頑張ります」。人気の盲点になりそうなだけに狙ってみたい。

 ▼11R(山根将太) 差し切った上で太田が3着に残らなければ年末ボーナス。6―234―2347
、6―1―8。

▼7R(松川高大) 徐々に復調中。前回は4カ月半ぶりの白星も飾った。津村にスピードをもらって強襲。3―29―124579。

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