【立川競輪・グランプリシリーズ】太田海也は競輪フレームでも違和感なし
太田海也が黒光りして立川入りした。「沖縄でナショナルチームの合宿が3週間ありました」。精悍(せいかん)な顔つきがさらに磨かれた印象だ。
先週末まで「今までにないくらいの厳しいトレーニングを積んで、刺激を入れてきました。だいぶきつかった」と、表情には充実感が漂う。「でも今回それが出るかは分からない。来年の五輪に向けてのものなので。かなり疲れたので、合宿後はそれを抜くことに努めました。鉄のフレームも、軽く伊豆のバンクで乗っただけです」。それでも、「自分は競技用のフレームから競輪用に乗り換えてもそんなに違和感はない。競技用が進むなら、競輪用も進んでくれる。あまり気にならないタイプです」と頼もしい。
今年は競輪祭で初のGⅠ決勝を走った。力量は疑う余地がないところまで来ている。岡山勢としては初のヤンググランプリ覇者へ、資格は十分だ。
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