競輪

【立川競輪・グランプリシリーズ】ガールズのビッグはNT勢に逆らえない

 今年のガールズケイリンのビッグレース確定板を振り返ってみた。

3月ガルコレ(別府)
1、佐藤水菜★
2、小林優香☆
3、児玉碧衣

5月ガルコレ(平塚)
1、久米詩☆
2、柳原真緒
3、小林優香☆

6月パールカップ決勝(岸和田)
1、児玉碧衣
2、久米詩☆
3、坂口楓華

7月ガールズケイリンフェスティバル決勝(函館)
1、久米詩☆
2、吉川美穂
3、石井寛子

8月ガルコレ・ガールズドリーム(西武園)
1、児玉碧衣
2、太田りゆ★
3、佐藤水菜★

10月オールガールズクラシック決勝(松戸)
1、佐藤水菜★
2、吉川美穂
3、久米詩☆

11月競輪祭女子王座戦決勝(小倉)
1、梅川風子★
2、佐藤水菜★
3、柳原真緒

 このうち佐藤水菜、太田りゆ、梅川風子のナショナルチーム(NT=★印)が出ていない開催は、5月ガルコレ、6月パールカップ、7月ガールズケイリンフェスティバル。それらの戦いで結果を出したのが久米詩だ。久米は昨年秋からナショナルチームの練習に帯同しており、競技大会での結果次第では、NT入りもある。いわばNT予備軍だ。小林優香も昨夏までNT。この2人(☆印)を加えて佐藤、梅川、太田、小林、久米をNT勢と定義すると、7大会(のべ21人が確定板)で12回、NT勢が3着以内に入っている。約57%がNT勢で占められた。

 さらには★が出ていない5~7月を除くと必ず2人のNT勢が確定板に載った。今回も無視できるはずはない。NT勢の一角に、児玉、吉川美穂らが食い込むという図式だ。今回出場している★は佐藤と梅川で、☆は久米。この3人のうち断然人気の佐藤は1着から外して、梅川と久米から狙ってみたい。

 ▼11R(梅川風子)競輪祭では万全な体調ではない状態でV。地元で大会初Vへ。久米も優勝を狙えるだけの実績を積んできた。34―1―267、34―26―1。

 ▼9R(高橋築)落車明けの地元戦だったが白星で飾った。ファイター森田に任せて連勝での決勝進出。2―135―1359、2―9―3。

ナショナルチームの梅川風子(右)と、ナショナルチームでトレーニングを積んでいる久米詩


 

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