競輪

【立川競輪・グランプリシリーズ】児玉碧衣は仕掛けられずに3着

 4度目の栄冠を目指す児玉碧衣は、3着に終わった。勝った佐藤水菜は3番手でレースを進め、児玉は久米詩をはさんでの5番手で様子を見続けた。児玉は佐藤が加速を始めた終2角過ぎまで仕掛けられないまま。残された200メートルちょっとの距離では、逆転不可能な位置関係からのスパートになった。

 「自分で仕掛けられなかった。一番強い人が、一番いい展開になった」と、やりたい走りができないまま競走が終了。「相手は世界で活躍する脚力の持ち主。(高木)真備さん(106期・引退)のように、自在性も持ち合わせないといけないのかな。でも、やったことがないし」と大舞台で佐藤をマークすることはしなかったが、今後は戦法に幅を持たせることもありそうだ。

 最後に、「マジで頑張らなきゃ。あと4カ月」。来年4月には、地元の久留米でGⅠオールガールズクラシックが開催される。悔しさを胸に、次こそ満開の笑顔を見せてくれるはずだ。

レース後に悔しそうな表情でレースを振り返る児玉碧衣

 

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