【久留米競輪(ナイター)FⅡ】宮道良輔が声援に応え地元スター候補を撃破
宮道良輔が地元の期待株・梶原海斗を下した。2日目5R、残り2周の赤板過ぎで梶原と主導権争いを演じると、鐘付近で空いた梶原のハコにスイッチ。直線で差し切って、同期対決を制した。
「残り2周でイチかバチか前に行こうと決めていた。強い梶原さんに勝ててうれしい」と元日勝利を喜んだ。観客の声援も力になった。「地元選手と戦う相手なのに『宮道頑張れよ』と声が聞こえた。それで、なおさら頑張ろうと思った。3連単2万円ですか? お客さんは当たったかな。的中していれば、いいお年玉ですね」とさわやかな笑顔でファンを気にしていた。
最終日11R決勝は梶原をはじめ同期4人らが相手。再び気力を振り絞って、自身2回目の優勝を目指す。▼11Rは宮道のV期待。4―1237―1237。
▼9R(山田晃久) 力走して、被災した石川県のファンにエールを送る。3―124―1246。