【久留米競輪（ナイター）FⅡ】ラッキーボーイ山本浩成が1、2班戦初Vへ

　山本浩成に1、2班戦初Vのチャンス到来だ。2日目12Rは突っ張り先行から3着。準決3着、初日1着と同じ星取りの篠原忍よりも競走得点が高いことで、ラスト7番手で決勝入りを果たした。

　「3着で上がれるとはラッキー」と振り返った山本のツキは止まらない。11Rを制した一丸尚伍が「先月、山本君が僕の前で頑張ってくれて初優勝できた」と山本の前を自ら買って出た。山本の後位は好永晃―寺崎祐樹でガッチリ固める。初日特選組の一丸が積極的に駆ければ、山本の勝機は高い。

　「突っ張って3着に残れたので状態は悪くない。優勝を狙っていきます」。地道に力をつけてきた119期の25歳が、初Vへと突き進む。