競輪

大久保花梨が通算200勝 ミッドナイトF2【小倉】

大久保花梨200勝
大久保花梨200勝

 小倉競輪のF2ミッドナイト(広島市主催)が18日、開幕した。オープニングを飾ったのは”地元”広島支部の吉岡詩織。「いい展開になりました」。主導権争いのライバルは現れず、自分の仕掛けに徹することができて誰にも詰め寄らせなかった。続く2Rは大久保花梨が通算200勝。「うれしいです」と喜んだが、「久留米の先輩は何百勝もしている(児玉碧衣472勝、小林優香259勝)ので、追い付けるように」と視線をさらに上へ向けた。最終9RのA級1、2班戦の初日特選は、赤板で抑えた小橋秀幸がそのまま最終4角までレースを引っ張り、番手を回った坂本将太郎が、高比良豪の捲りを止めながらアタマへ抜け出した。2日目は7~9Rで準決勝を争う。


<各レースの見どころ>
(1R)野口が2日目こそ白星へ。初日は勝負どころのBSで車を引かされる最悪の展開。脚を余して終わっただけにすぐに雪辱。その野口を下した吉岡の先行力はやはり侮れない。穴は、太田か加藤の2着食い込みか、三宅か田中の3着食い込み。
【3連単】1=3-56、13-24-13。

(2R)大久保のパワーが断然。勝負根性で藤原が食い下がるが、高橋も脚力は遜色ない。野崎の2、3着絡みが妙味。大穴で布居の3着。
【3連単】1-23-457、1-5-23。

(3R)同支部ラインの対決。近況の決まり手こそ乏しい石黒だが戦歴では浦野を大きくしのぐので、広島コンビを中心視。差し脚堅調な千沢の食い込み警戒。
【3連単】2-41-4136、1=3-24。

(4R)下沖は中1日の強行軍。それでも、自在型の板崎と精彩を欠く菱沼との対決なら、地力の高さで押し切れるとみる。よく伸びている長崎が穴。
【3連単】2-143-143、2=7-134。

(5R)甲乙付けがたい2分戦。ラインの強固さは大分コンビだが、門脇の先行意欲が高いので穴は植木。
【3連単】3=1-246、6-23-2357。

(6R)ライン3車の岡田が積極策に出そうで番手の林を中心視するが、復調モードの矢田の抵抗に遭うようだと佐々木に一発のチャンス。
【3連単】2=4-135、1-25-2356。

(7R)初日の小橋は坂本の好援護が見込めるからこそ意欲的に駆けた。再度の連係で早めの仕掛けも辞さない気持ちに変わりはないはず。急激に復調中の高田は車番以上のパワーなので要警戒。
【3連単】1-347-3475、7=13-134。

(8R)高い先行力を誇る早坂に特選コンビが付ける関東ラインが充実の布陣。番手吉田を本命視するが、角に粘られるようだと早坂は逃げ粘りも十分。
【3連単】1-43-432、4-13-256。

(9R)主導権取りに迷いがない一丸に乗って高比良。出脚がいい渋谷が1人で飛んでくるケースを一考。
【3連単】1-623-6237、3=16-167。

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