【別府競輪(モーニング)FⅡ】崖っぷちルーキー高橋海月「今期が勝負」

昨年7月デビューの123期ルーキー高橋海月が崖っぷちの非常事態だ。デビュー期だった前期が63.78点と極度の成績不振だったため、70点割れ2期目の今期にしっかり70点を取って「リセット」しておかなければ、来期は強制代謝(3期連続70点割れの成績下位30人が引退)のピンチに陥る。
デビュー前に左膝を負傷し、養成所時代のようには走れていないが「膝の痛みはずっとあるものと覚悟して、その中でも自分の力を出し切っていく」と意気込む。「もちろん今期が勝負なのは分かっています。だから今月中に立川へ冬季移動して、同期たちときっちり練習します」と、上昇への道筋を提示。その出稽古の前となる今回、初参戦の九州で一定のアタリをつけられるか。