【佐世保競輪(ナイター)FⅠ】ケガから復帰する神山雄一郎の37年目が開幕
「生きる伝説」神山雄一郎が2024年の初戦を迎える。昨年は6月に函館で、現制度では不滅の大記録とも言える通算900勝を達成。しかし、11月大垣GⅢ初日に落車してしまい、左手の小指を打撲。結果的にこのレースが昨年の最終戦となった。
「指を挟んでしまった。今は大丈夫だけれど、一時期はハンドルも握れなかった」と話した通り、今もレジェンドの左小指には痛々しい傷痕が残るが、十分に回復し、練習はしっかりとこなしてきた。
デビュー37年目となる今年の抱負は「目の前の一戦一戦を頑張る」。初日は7Rに登場。栃木の後輩・秋本耀太郎のスピードを借りて、掲げた目標通りの力走を披露し、通算904勝目に突き進む。