競輪

【佐世保競輪(ナイター)FⅠ】山根将太に復活の兆しが見えた

 山根将太が7車身差の圧勝劇を見せた。初日6R、終2角で発進すると、瞬く間に先行する東日本勢を捲り切った。

 タテ脚に定評がある山形一気も口が空いてしまう鋭い捲りだった。「いい感じにペダルを回せた。僕は捲りだと車があまり出ないタイプなので」と笑みがこぼれた。

 ビッグ出場、特選スタート常連から一転。昨年は中盤から調子を落として、現在の競走得点は100点を割った。低迷の原因は、「腰痛や体重が増えすぎてしまった。好調だった頃に比べて、4、5キロ太った」。現在は腰の不安は解消されており、減量せずに脚力アップを目指している。

 2日目は準決11Rに登場。6番車での出走だが、初日の走りっぷりから〝メロン〟と侮ると、痛い目に遭いそうだ。▼11Rは山根が主導権を握って、番手小川丈とのゴール前勝負に持ち込む。6=5―247。

 ▼9R(米嶋恵介) 末木を捲れず3着も、「自信になった」と笑顔。2日目こそは捲り切って、片山とのワンツー決着に期待。2=6―147。

2着に7車身差をつけて圧勝した山根将太
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