【佐世保競輪(ナイター)FⅠ】捲り快勝の末木浩二 好調の要因は練習量にあり
末木浩二が2場所連続の決勝入りを果たした。2日目11R、鐘前で中団を確保すると、車間を空けて後位の瀬戸内勢をけん制。バックで風を切る林大悟を一気に捲り切った。「展開が向きましたね。自分の調子がいいので、車間を空ける余裕もあった」と初日からの連勝に笑顔を見せた。
好調の要因は練習量にある。「最近は好調だった頃の練習量に戻した」。昨年は練習の質を求めて、不要だと思っていた練習メニューをカット。しかし、「これまでの練習を記したノートを見返したら、驚いてしまった」ほど練習量を削ってしまい、調子を落としてしまった。「効率を求めすぎた。これまで要らないと思っていた練習にも意味があったんだなと再確認しました」。
最終日の決勝は犬伏湧也との2分戦。車番も悪く苦戦を強いられそうだが、練習の成果をいかんなく発揮して2021年12月岸和田以来のVを狙う。