【久留米競輪(ナイター)FⅠ】低髄液圧症候群と戦う谷和也は「まだ24歳だし、これから」と元気いっぱい
<記者コラム・森川和也の追走一杯>
谷和也が治療法がいまだ確立していない低髄液圧症候群(脳脊髄液減少症)と戦いながらも、笑顔でレースに向かう。
この病気はスポーツ中のケガや交通事故が元で脳脊髄液が漏れて減少し、頭痛やめまいなどを引き起こすが、谷は11月の大垣GⅢの参加前にインフルエンザにかかり、その後も「頭痛が続いて1週間くらい家で寝たきり」の状態になったことで病院で精密検査を受け、病気が判明した。
これまで完治には至っていないが程度は軽く、幸い薬で症状を抑えることができている。「復帰戦だった前回(いわき平7、2、2着)は3日間ともバックが取れて力を出せた。もちろん結果には満足していないけど、ここから練習での数値を上げてもっと頑張りたい。まだ24歳だし、これからですよ」と笑顔を振りまいた。▼6Rは一枚上の突進力で粘り込む。1=5―247。
▼10R(稲毛健太)ダービーの選考期間は今月まで。もっか賞金162位でボーダーぎりぎりなら何が何でも予選をクリアしたい。5―1―234。