【久留米競輪(ナイター)FⅠ】「自分だけ良ければという走りはしない」専門家評の通りだった岩谷拓磨
<記者コラム・森川和也の追走一杯>
S級予選11Rは岩谷拓磨が鐘4角からのロング捲りでレースを支配し、最後は番手の吉本卓仁が逆転。CS放送内で専門解説者が推理した通りの結果となった。
「ちょうどテレビで(佐々木)昭彦さんが自分のレースを解説していて、〝岩谷君は自分だけのレースはしない〟と話していたんですよ。結果的にその通りになりましたね」。2着が岩谷で、3番手の松岡孝高が3着。早仕掛けからの九州ラインの上位独占が決まって「久留米はいつも独特な重たさがあるけど、そんな感じがなかった。感じがいいので、気になるところはありませんね」と調子も気分も上々だった。▼準決11Rはデキの良さで本線の中四国ラインを退ける。7―2―35。
▼10R(晝田宗一郎)ビッグ初挑戦のGⅡウィナーズCで特選回りが決定して「自分も超一流ですね」とおどけたが、2023年後期に15勝を挙げた勢いは本物だ。2―147―1457。