【別府競輪(モーニング)FⅡ】龍門慎太郎は幻Vゴールの作陽サッカー戦士
最終日の2月1日は、プロ野球のキャンプイン。大分県のお隣、宮崎県でもソフトバンク、巨人、広島などがペナントを目指してチームが始動する。
サッカーJリーグはすでに福岡、広島、鹿島などが宮崎県内でキャンプイン。トレーニングマッチなども行われて、キャンプ真っ盛りだ。
J1広島で21年目を迎える元日本代表・青山敏弘と、作陽高でチームメイトだったのが龍門慎太郎。2年時の高校サッカー選手権岡山県大会決勝では、青山が放った「幻のVゴール」(延長前半、ゴールイン後に跳ね返ってきたボールをGKがキャッチし、ノーゴールの誤審。PK戦で水島工が勝利)のときに同じピッチにいた。だが、「自分は倒れ込んでいて、そのシュートを見ていないんですよ。でも、みんなが喜んでいたので自分も輪に入りました」と2002年11月を振り返った。
悲劇を経験に変えて戦い続けているのは、青山も龍門も同じ。近況、競輪では「自分は付いていけるかどうかだが、付いてはいけている」と悪くはない。2日間とも展開に恵まれていないが、最終日こそ今年初の1着ゴールを目指す。
▼1R(龍門慎太郎)補充の上原と連係すると思われるが、龍門が前。前々に攻めて別線の自力型を攻略。4―123―1236、4―6―1。
▼7R(荘田竜斗)準決7Rでは、鐘4角で内をすくわれて後退。だがBS6番手捲りで2着に食い込んだ。決まり手の数も若手に負けておらず、状態はかなり良さそう。今年36歳の年男が、番手抜け出しで2011年2月松阪以来2度目のVを地元で飾る。1―47―全。
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