競輪

【小倉競輪(ナイター)FⅠ】想定外のマイペース逃げで快勝の五十嵐綾「あれ?って思いました」

<記者コラム・森川和也の追走一杯>

 A級準決3Rは、五十嵐綾が予想だにしていなかった好展開で快勝した。スタートで前が取れず、抑えていく嫌な流れだったが何事も起こらなかった。「利根(正明)さんに粘られるか、突っ張られるかと思った」と覚悟をしていたものの、あっさりと車を下げてくれた。その上、自在タイプで単騎の石坂永伍の動きもなかった。「すんなり過ぎて、あれ?って思いました。完全なマイペースでしたね」。残り1周を11秒9、11秒7の余裕あるピッチで押し切った。


 「気持ちで負けて中途半端だった」と初日のレース後に振り返っていたが、「準決はその分もしっかりと踏めました。一走して刺激が入ったみたいで、状態は2日目の方が格段に上でした」と、今年初Vが狙える感触をしっかりと得ていた。▼昨年1月からの決勝の着度数は【8・4・1・3】と勝負強さ抜群。決勝11Rは、番手回りの城戸をあらゆる手段で苦しめて確定板に載る。2=5―47、7―2―5。


▼9R(山本奨)車番を生かした中団立ち回りで、最後に最後に台頭する。1―26―2356。

マイペース先行で軽々と押し切った五十嵐綾

 

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