競輪

【岐阜競輪・GⅠ全日本選抜】繰り上がりで参戦の小林泰正 GⅠ2Vの同期に負けじと奮闘

 小林泰正が波に乗っている。昨年12月の佐世保記念で決勝に進むと、続く立川GPシリーズのFⅠをV。「立川の優勝は自信になりました」と胸を張った。直前の静岡記念も決勝進出と、調子は衰えるどころかさらに勢いを増している印象だ。しかも、今回は繰り上がりでの出場。ツキも味方している。

 同じ関東の同期・眞杉匠は昨年、GⅠで2V。その活躍が小林のハートに火を付けた。「同期だし負けたくない。眞杉がGⅠを優勝したことで、自分ももっと頑張りたいと思うようになった」。その思いが昨年末からの好成績につながっている。

 岐阜は2021年、GⅡ共同通信社杯以来の出走。そのときは「眞杉ともども落車したのが思い出」と話す。それも、最終日8Rで小林、同9Rで眞杉と、続けての落車だった。この流れなら、眞杉がGⅠ優勝したことで、小林にもGⅠ制覇が来るかもしれない。

 ▼1R(小林泰正)「午前中から練習しているので、朝のレースは苦にならない」。30代以下だけのラインは関東だけで、お目覚め前のベテラン勢を朝一からなぎ倒す。9―137―1357、9―8―7。

 ▼5R(高橋築)「坂井君は日大自転車競技部の後輩。当時からすごく強かった」と喜んで連係。3番手は諸橋で、「高橋君には世話になったことがある」。諸橋の手前、高橋は早めに抜きに行くこともあるかも。4―9―1235678、4―126―9。

好調キープの小林泰正

 

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