【岐阜競輪・GⅠ全日本選抜】浅井康太が3年ぶりに深谷知広マークへ/準決11R
浅井康太が順調に勝ち上がった。落車などもあり体調は万全ではないと言いながらも、2予7Rでは脇本雄太をピタリマークして2着を確保。「いつも通りの脇本君だった。自分も付いていけたし、感触、イメージは良かった」とまずまずの手応えを口にした。
サプライズはスタールビー賞終了後に訪れた。準決11Rは、深谷知広に付けられる番組。浅井は「うれしい」と素直に喜んだが、それでも「この調子だし、深谷にはもっと調子がいいときに付きたかった。深谷はレベルアップしているし、集中して追走します」。数々の戦いを共にし、2017年GPなどビッグレースVを自分にもたらした背中。2020年11月の競輪祭2予Aでワンツーを決めて以来の連係となる。その翌年1月に深谷が愛知から静岡に移籍して以降は初の連係。中部のGⅠだからこその夢の競演。勝負を度外視しても注目を集めるはずだ。