1、2班戦は東矢圭吾と佐藤竜太が連勝 ミッドナイトF2【小倉】
小倉競輪のF2ミッドナイト(広島市主催)は28日、決勝進出を懸けたチャレンジとA級1、2班戦の準決勝を行った。
チャレンジは、森本桂太郎と伊藤温希の121期両者が勝利。富武大も2着で決勝に駒を進めた。初日から連係している福岡の上野恭哉と吉田勇気もともに決勝進出。福岡コンビで決勝はワンツーを狙う。
A級1、2班戦の準決勝7Rは、船瀬惇平の番手から増原正人がきっちり差して勝利。8Rは、佐藤竜太が5番手から捲って連勝。9Rは、東矢圭吾がマイペースに押し切り連勝。桑原亮は番手競りを制して東矢とワンツーを決めた。
<決勝戦の見どころ>
(8R・チャレンジ決勝)
点数上位の上野を軸視。連日、苦しい展開になっているが、脚力上位の意地を見せる。吉田の逆転も十分。単騎の森本、伊藤の121も侮れず。
【3連単】1=3-45。 狙いは伊藤のアタマから、4-135-135
(1)上野恭哉「富君の動きを警戒して走った。脚の状態は悪くない。自力
」
(2)富 武大「予選で1着が取れなかったのは初めてだし、調子はそこまで良くないのかも。自力」
(3)吉田勇気「道中は余裕もあったし、上野君が不発でも準備はできていた。優勝を狙いたい。決勝も上野君へ」
(4)森本桂太郎「作戦通りの組み立てで走れた。初日よりも感じは良かったと思う。自力」
(5)伊藤温希「想定の展開になって良かった。すごくきつかったが、小倉は走りやすい。単騎で」
(6)岡崎克政「連日、しっかり動けているし、いい状態だと思う。沢田君の後ろ」
(7)沢田勇治「岡崎さんが強かった。しっかり付いていけているし、状態は悪くないと思う。富君へ」
(9R・A級決勝)
東矢が完全Vを決める。初日は突っ張り先行から逃げ切ってみせ、準決も落ち着いた競走。ここは桑原を連れて豪快スパートを決める。船瀬も好調なだけに、中四国勢3車も抵抗十分。不発でも増原は自分でタテに踏める。
【3連単】2-1-345。 狙いは中四国勢の独占、3-46-46
(1)桑原 亮「追いつかないかと思ったが、何とか追いつけた。東矢君で、離れないように追走に集中」
(2)東矢圭吾「連日、しっかり踏めているし、状態はいい。完全Vを目指して頑張ります。自力」
(3)増原正人「船瀬君が頑張ってくれたし、安心して付いていけた。状態はいつも通りで悪くない。決勝も船瀬君を信頼」
(4)蓮井祐輝「松本君が頑張ってくれたおかげ。しっかり追走できているし、状態は悪くないと思う。広島の後ろ」
(5)佐藤竜太「出きろうと思ったが、踏み合いになりそうだったし、引いて仕掛けた。気持ちが弱かったし、踏み出しがイマイチだった。自力」
(6)船瀬惇平「連日しっかりと動けている。ニュートラルに入れた時も楽だし、状態はいいと思う。自力」
(7)井上将志「久しぶりに決勝に乗れているし、状態はいいということだと思います。佐藤君へ」
<決勝以外の見どころ>
(1R)本格先行型は不在。近況は人の後ろを回ることが多い新村だが、ここは兵動渡決めるべく自力自在に攻める。
【3連単】2-53-536。
(2R)近況好調の川本に主導権。番手の大山に展開が向く。田山次第で地元の高田に勝機も。
【3連単】1-2-365。
(3R)九州勢はそれぞれ自力勝負。米村が脚力で一歩リード。後位競りは明星が取り切る。真崎次第で志村に展開も。
【3連単】3-1-245。 志村の強襲が狙い。4-37-371。
(4R)動きいい松本が主導権を譲らず押し切る。小磯は追走に集中。らしくない走り続く北川だがここで流れを変えたいところ。
【3連単】1-3-25。 北川-吉成での独占一考、2=5-13。
(5R)やや苦戦気味の中村だが、最後は豪快スパート決めて白星締めへ。四元の位置は中村のライン3番手とみたが、補充のため顔見せで要確認を。
【3連単】1-3-462。
(6R)混戦ムードだが、点数上位の伊原が自力自在に立ち回る。西田のペースなら西日本勢で独占も。
【3連単】1-2-473。 九州勢独占を一考、2-47-47。
(7R)互角の2分戦。倉野が好機に仕掛けて上田は決め脚を発揮。九州勢は樫山が前回りで番手飛びつきも一考。
【3連単】1-32-324。