【佐世保競輪(ナイター)FⅠ】「自転車から降りられない」川越勇星がヘルニアのつらさを吐露
1月末に病欠から明けた川越勇星が、復帰3場所目で待望の白星をつかむ。今期初の1班昇格と成長中の27歳だが、昨年終盤はヘルニアにより、3カ月近く欠場を余儀なくされた。
昨年最後のレースになった11月の一戦は豊橋FⅠの初日。3着でゴールした直後にヘルニアだと正式に判明した。「腰が痛くて自転車から降りられなかった」と壮絶な経験をした。「手術はせず休養した。今は痛みは多少あるが、走る分には大丈夫。調子はボチボチだと思う」と体の方は問題なさそうだ。
その豊橋の3着は先行してのもの。そのような腰の状態でも粘れたのは力がある証拠。状態は確実に回復しているだけに、人気が落ちている今が狙い時だ。▼12Rは川越の押し切りに期待。3―5=6、3―5―124。
▼4R(土田武志) こちらはゴール後落車の負傷による長欠明けの初戦だが練習量は十分。休養前の状態に近ければ、難なく勝てる3分戦なだけに1着固定で狙う。3―457―2457。