競輪

船瀬惇平と富武大が優勝 ミッドナイトF2 【小倉】

1、2班初優勝を飾った船瀬惇平
1、2班初優勝を飾った船瀬惇平

 小倉競輪のF2ミッドナイト(広島市主催)は最終日の1日、8Rでチャレンジ決勝、9RでA級1、2班戦の決勝を行い、チャレンジは、富武大(25)=山口、1、2班戦は、船瀬惇平(29)=広島がともに優勝を飾った。

 チャレンジ決勝は、富が前受けから中団4番手を確保し、終1角半から豪快スパート。九州勢2車と伊藤の3車を捲りってのみ込んで優勝を飾った。
 優勝した富だが、本格デビュー後の予選はすべて1着を取り切っていたが、今場所は初めての2着スタート。初日、準決と「今回は調子が良くないのかも」と振り返っていたが、最後にはしっかりと決めて見せた。次節は3月7日からの佐世保F2で連続Vを狙う。

 A級1、2班戦は、東矢圭吾が先行。船瀬惇平は中団3番手の位置を取り切る。終始、東矢がペースで駆けて桑原亮が好マーク。船瀬はじっくりと脚を溜め、直線で外から一気に東矢と桑原を差し切って見せた。船瀬は、以外にもこれが1、2班戦の初優勝。結果、3連単は6万円オーバーの高額配当を提供した。
 船瀬は、初日から番手選手を勝利に導く活躍。初日から「しっかり動けているし、調子がいい」と手応え十分。地元開催ということもあり、今回は気合も倍増だった様子。レース後には「まさか優勝できるとは。落ち着いて走れたが、ラインで決めれなかった」と悔やむ場面もあったが、5年ぶりの優勝を素直によろこび、次節の3月8日からの奈良F2での活躍を誓った。

【次回小倉ミッドナイト開催】
3月14~16日(A級1、2班、ガールズ戦)

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