【競輪】元競輪選手 髙原永伍氏が死去
オールスター競輪など特別競輪を10回制し数々の戦歴を残した、元競輪選手で日本名輪界会員の髙原永伍(たかはら・えいご)氏が2日午前0時47分、脳梗塞のため静岡県三島市の病院で死去した。84歳。神奈川県出身。葬儀、告別式は家族葬で行う。喪主は長女美幸(みゆき)さん。
選手登録は1959年6月13日(13期)で94年4月に引退。
特別競輪では63、64年の競輪祭(小倉)を完全Vで連覇。69年も優勝し競輪祭は計3V。ほかにも、オールスター、高松宮杯、全国都道府県選抜競輪をそれぞれ2回制するなど活躍。出走回数は2679回で、1着は941回、2着292回、3着166回。徹底先行を貫くスタイルで「逃げの神様」とも呼ばれ、多くのファンから愛された。
引退後はGⅠ、GPなどで原則3V以上した選手で構成される「日本名輪会」に入会。幹事長などを務めた。