【久留米競輪(ナイター)FⅠ】鹿屋体大チームスプリント3人組が初のセット配分
堀航輝、岸田剛、真鍋智寛の3人が今開催で初のセット配分。121期の同期であり、アマチュア時代は鹿屋体大のチームスプリントの仲間だった。
トリオで検車場に一番乗りだった堀は「最近は勝ち上がりを意識しすぎて、思い切ったレースができていない」とやや低迷。「レース映像も見直したが、チャレンジの頃はもっと積極的だった。練習もできたので、今回こそは」と気合は十分。先行主体の競走で3場所ぶりの予選突破を目指す。
岸田は師匠の脇本雄太から帝王学を学んで着々と成長中。「脇本さんに組んでいただいたメニューで練習しています」。前回完全Vも特別昇級は意識せず、まずは目の前の一走を勝つことに集中。コツコツと勝利を積み重ねて、師匠と同じS級の舞台に上がる。
真鍋は今場所がS級4場所目だ。前回の高松GⅢでS級初白星を手にしており、「手応えは少しつかめてきた」と自信をのぞかせた。一方で、周りの選手から「A級の走り」と手痛いアドバイスを受けることもあるという。「仕掛けるタイミングが悪いとよく言われます。今回は気をつけたいですね」。反省を生かす仕掛けで、S級2勝目をつかむ。