【久留米競輪(ナイター)FⅠ】「小嶋君や神山君に負けられない」55歳の紫原政文が奮発差しを披露
55歳の紫原政文が意地の差し切りを披露した。初日8R、先行する田村大をかわして通算388勝目を挙げた。
奮発するしかなかった。6Rでは1歳下の小嶋敬二が24歳の朝倉智仁の仕掛けを突っ張り先行ではねのけて勝利。「ただでさえ地元戦で気合が入るのに、小嶋君があんなに頑張るならば、さらに気持ちが入るよね」。同期の頑張りも自らを鼓舞する材料で、「同期の神山雄一郎君もこの前勝ったよね。『自分も!』という気持ちで走った」と笑顔で振り返った。
これで今年3勝目とかつての新人王はまだまだ健在だ。2日目12Rは小嶋と対戦。ますます気合の入る走りが見られそうだ。