競輪

【佐世保(ナイター)FⅠ】南儀拓海が短い直線を味方に逃げ切り「目標はクラスメート村田祐樹」

 初日1Rを制したのは、121期の南儀拓海。突っ張り先行から、吉岡伸太郎の攻めを完封した。1番車の清水広幸とのワンツーに、「車番が良かった。自分のペースで行けました」と笑顔。「初めてのバンクですが、走りやすいですね。直線が短くて、すぐゴールが来た。周回を間違えたかなと思うほど」。先行基本に戦う南儀にとっては、みなし直線が40.2メートルしかない佐世保バンクは大きな味方のようだ。

 今回は、同県同期の村田祐樹と同じあっせん。「大学は自分が日大で村田君が日体大ですけど、高校時代は3年間ずっと同じクラスでした」と、富山・氷見高の自転車競技部でともに汗を流した。「村田君は強いし、目標になる。自転車のことも相談できるし、心強いです」。昨期96.23の高得点でA級を卒業した村田を追いかける。

 ▼4R(南儀拓海) 点数以上の脚があるのは間違いない。7―3=全。

 ▼10R(阪本和也) 落車明けの影響を感じさせない動きだった。津村とは別で「前々」と、自分で決勝への道を切り開く。3=1―257、3=2―15。

開幕レースを逃げ切った南儀拓海

 

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