競輪

【佐世保競輪(ナイター)FⅠ】伊藤颯馬が師匠の決勝進出に発憤して準決1着

 準決11R、伊藤颯馬が捲りを決めて白星で決勝に進んだ。「Sで失敗。後ろ攻めになって焦った」とは言うものの、その後は気迫の攻め。終HSでは中団で下げずに岡山勢を分断しながら進路をこじ開けた。「月森さんの番手に入ってからは余裕がありました」。マークする山田英明を振り切ってのゴールに、「自信になります」と手応え十分だ。

 前回の全日本選抜では6、9、8、6着と「散々だった。ひどい調子だったのでこの開催も休もうかなと思ったが、悔し過ぎたのでやっぱり来ました」。しっかり練習を積んで挑み、「来てよかったです」と笑顔を見せた。

 発憤材料はもうひとつあった。A級では師匠の仲松勝太が、約7カ月ぶりの決勝進出を決めていた。「あまり一緒の開催にならないんで、二人とも乗れてよかったです」。沖縄の競輪発展を支えてきた師匠の目の前で、決勝も力を出し切る。

師匠の仲松勝太(右)のA級決勝進出に発憤して準決1着の伊藤颯馬

 

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