【武雄競輪・GⅢ万博協賛】特別昇級で今月から初S級の田中大我がGⅢに初挑戦
デビューから5年近くA級で戦ってきた115期の田中大我が、初のGⅢに挑む。先月の向日町で3場所連続完全優勝を達成。今月1日付でS級2班に初昇級した。
それからFⅠを2節走って3勝(6走)と十分にこのステージでやれている。「S級はみんな強いですね。でも、もっと簡単に負けると思っていた。思ったより走れている」と手応え十分だ。
腰痛が治ったことでしっかりと練習を積めるようになった。「三谷将太さん、竜生さんに付きまとって練習するようになったら勝てるようになった」と、三谷兄弟に食らいついて脚を上げた。
武雄は「大嫌い」と相性は良くなさそうだが、「一番嫌いだった向日町で特昇を決められたし、案外、行けるかも。メンバーも有名人ばかりで楽しみ」と初の9車戦にも臆することはない。自力で特昇できただけに、S級でもやれる力量は間違いなくある。同じタイガでも初日特選組の町田太我は当然V候補だが、今大会を盛り上げるのはこちらのタイガかもしれない。
▼9R(田中大我) 捲りでも勝てるようになった田中が、菊池に襲いかかる。5―127―1279、5―9―2。
▼8R(福田滉) 「武雄では落車して入院したことがあります。今回は、その時の病院の受診カードを持ってきました」と、落車の危険性にも物怖じしない覚悟で武雄入り。吉田が先手なら確定板の可能性が出てくる。245BOX、1=5―4、2―4=9。