競輪

【武雄競輪・GⅢ万博協賛】さわやか堀内俊介が捲りで勝利 再びビッグ常連へ

 堀内俊介が1着で初日を突破した。初日7R、高久保雄介を藤原俊太郎が叩く展開で、堀内は2角6番手。「風で脚が削られていたが、後方にいたし仕掛けないわけにはいかなかった」と無理やりの2角捲り。結果的には「車間が空いているところで吸い込まれた」と勢いがつき、ゴールを先頭で駆け抜けた。

 デビュー9年目の107期。大卒で一度就職しており1月で34歳になったが、見た目のさわやかさはまだ20代そのものだ。走りのスタイルも、自力戦をいとわない。「まだ自力は強化していきたい。番組によって番手になるにしても、自力の脚は必要だと思うので」と今年初めて自力の決まり手で勝利して満足そうだ。

 ビッグレースの常連だったが、昨年の出場は親王牌の1回だけ。「川崎には自力のある選手がたくさん練習に来る。自分も負けないように頑張っています」。昨年秋に新装されたホームバンクでの練習を重ねて、若々しいレースぶりでビッグ戦線に舞い戻る。

 ▼9R(堀内俊介) 若い渡邉に任せてタテ脚で直線強襲。2―159―1359、2―3―8。

 ▼7R(山口敦也) 追い込み転向で開花。初日は後藤を抜きそびれただけに、2日目はきっちり松岡を抜く。2―5=13679。

2日目9Rは渡邉雅也をマークする堀内俊介
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