グロリアムンディ重賞初V ダイオライト記念 【船橋】

船橋競馬の「第68回ダイオライト記念」(Jpn2・ダート2400メートル)は15日、第11Rで14頭が出走して争われ、単勝1番人気のグロリアムンディが後続に9馬身差をつける圧勝劇で優勝。2分37秒2の走破時計で待望の重賞初制覇を飾った。2着に4番人気のテリオスベル、さらに1馬身差の3着に3番人気のメイショウフンジンが入った。なお、8番人気のミューチャリーは4コーナーで競走を中止した。
混戦も予想されたが、終わってみればグロリアムンディの独壇場だった。スタートを決めると先行グループの後ろで折り合いに専念し、2周目の3コーナーから内めをするすると進出。あとは後続を引き離す一方で、栄光のゴールへと飛び込んだ。
「スムーズな競馬をしてくれました。返し馬でこれなら大丈夫と感じ、不安なく挑めました。久々にこの馬らしい競馬ができたと思います」。勝利に導いた川田将は確かな手応えをつかんだようだ。躍動したグロリアムンディはまだ5歳。「支持に応えタイトル奪取。また交流重賞に赴くことになると思いますが応援してください」。絶好調の鞍上が力強く言い放つと、声援と拍手が起こった。