競輪

【武雄競輪・GⅢ万博協賛】トルーマンを倒した宗崎世連「自力でもう一花咲かせる」

 宗崎世連が少しずつ復活の道を歩む。2019年、かつて行われていた国際競輪で、W杯金メダリストのトルーマンを撃破(19年6月宇都宮FⅠ)するなどの活躍を見せたが、近年は腰痛に苦しみ低迷。追い込みへの転向も視野に入りそうだが、宗崎は「まだまだラインの先頭で頑張りたい」と自力に強いこだわりを示す。

 きっかけは島川将貴の番手から準Vを挙げた2年前の地元・高知でのGⅢ。「島川君が頑張る姿を見て、すごくうれしかった」。宗崎ら高知3選手のために駆ける島川の走りに感銘を受けた。「今でも『トルーマンに勝ったんだから』ということで、迷わず僕に前を任せてくれる。それが本当にうれしい。腰は一時よりも良くなっているので、駄目になるまで自力でもう一花咲かせることができたらいいですね」。コツコツとはい上がって、いつの日か再び大仕事をやってのけるに違いない。▼2Rは宗崎の連入に期待。4―13―12357、2―4―7。

 ▼11R(佐々木龍) 「今夜はテオ・ボスからもらったTシャツを着て寝ます。ボスみたいな脚を繰り出したい(笑)」。当地バンクレコードホルダーのような鬼脚を披露する。1―4579―4579。

2019年6月の宇都宮FⅠでトルーマンらを倒して優勝した宗崎世連

 

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