【武雄競輪・GⅢ万博協賛】森山智徳が「久しぶりにスカッとした捲り」と笑顔
今回の熊本勢は5人。誰も決勝には進めなかったが、最終日は特選か特別優秀の後半レースを全員が走る。比較的元気がなかった松川高大や中村圭志も最終日を無難にまとめれば、点数を上げて帰れそうだ。
快調だったのは3日目までで2勝を挙げた松岡辰泰と兼本将太の若手2人。さらに調子を上げるきっかけになる走りを見せた。
もう一人、笑顔がはじけたのは森山智徳。2予こそ3番手回りで前と離れてしまい9着だったが、初日は諦めずに踏んで3着。そして3日目は終1半から豪快に捲って勝利を挙げた。「久しぶりに自力で気持ち良く走れた。スカッとした捲りでした」とニッコリ。「番手の山口貴弘君は強いので絶対に来ると思った。抜かれないように必死でしたよ」と最後まで踏み抜いた。
だが山口は踏み出しで離れており、「森山君はすごいダッシュだった。あれは追えない。自力で追いかけました」と2着に疲れ切った表情。猛ダッシュで山口をぶっちぎっての1着は、森山の自信になりそうだ。
▼8R(森山智徳) 初日にマークを外してしまった兼本を再びマークする。今度は好追して逆転。4―7=12589。
▼5R(畝木努) 2日目にシャープな捲りを放った。その時の番手の黒田と再び連係。7―1=34568。