【小倉競輪(ナイター)FⅠ】利根正明は初日1着にも悔しさいっぱい「しょうもないレースで反省点ばかり」
<記者コラム・森川和也の追走一杯>
初日のA級予選2Rは利根正明が3角5番手捲り追い込みで1着。本命人気にはしっかりと応えたが、ラインで決める形にできなかった競走内容に不満だらけの表情だった。
「川野(深)君が気持ちの入った先行で隙がなかったとはいえ、自分は後ろに2人もついてもらってあのレースはない。しょうもないレースで反省点ばかりですよ。距離を踏んでいない分、最後は伸びたけど」。仕掛けようとしたタイミングが中団の永井清史とかぶってしまったとはいえ、強引にでも行くべきだった。
ただ上がり11秒5で突き抜けた脚は決して悪くない。「だから気持ちの問題でしょうね。準決はそこを修正して頑張ります」。クールダウンに向かいながら、早々と闘志をかき立てていた。▼4Rは、今年2度目の優出を目指して一発攻勢だ。4―23―1235。
▼6R(山口伊吹)予選1は初手の位置取りから苦戦して4着。ただ状態そのものは悪くなく、1番車を生かせば首位争いまで可能。1=25―25。
