【佐世保競輪(ナイター)FⅠ】不調にあえいだ平尾一晃はGPウィナーから復調のお墨付き
平尾一晃にいつもの笑顔が戻っていた。今開催は予備選手として前検に来ていたが、地元の瀬戸栄作が急きょ欠場。平尾が初日から走ることになった。「うれしい。補充があれば入る予定だったけど、初日から走れるのは良かった。補充では頑張っても決勝には進めませんからね」と意気込んだ。
今期の点数はジャスト95点。「昨年8月に鎖骨を折ってから勝てなくなって…。脚が落ちていました」と和歌山GⅢでの落車が長く尾を引いていた。だが、「でも、もう大丈夫です。最近(練習仲間の)井上昌己さんから、『戻ってきたんじゃないか』と言われました。うれしかったです」と、GPウイナーに復調のお墨付きを得た。そこに急に地元戦が巡ってきて、やる気スイッチがオン。本来の力は100点超えが当たり前なだけに、久々に大暴れしても不思議はない。
▼9R(平尾一晃) 5―127―1273、5―1―4。
▼7R(坂上樹大) 藤井栄二とは先月の四日市FⅠでも連係。藤井の鐘3半カマシをきっちり差し切った。昨年はA級暮らしだったが、S級復帰の今年すでに5勝と力量は衰え知らず。1―7=2345、1―3=4。