競輪

【佐世保競輪(ナイター)FⅠ】いつも元気な中釜章成が「すみませんでした」と殊勝な態度

 初日6Rを走り終えた中釜章成は開口一番「すみませんでした」と、殊勝な態度を見せた。号砲直後、Sの早い中釜は7番車ながら前取りに動いたが、雨もあってスリップ。内によれて6番車の大野悟郎に当たり、大野も4番車の稲吉悠大に当たるなど混乱。そのため再発走となった。

 いつも元気な中釜だが、さすがに声のトーンを低くして、「迷惑をかけたので、さすがに2回目はモラル的に前取りには行けません」と再発走では後ろ攻めとなった。だがハプニングもなんのその、落ち着いた2角捲りで澤田義和とワンツーを決めた。「感触はよく分からない。後ろからで無駄足を使ったけれど、それでも踏み込んだ感じは、多分前を越えられると思った」と悪くはなさそうだ。

 前回の武雄GⅢでは、準決を除けば特別優秀も含めてすべて確定板に載った。今回の前検日は「最近は自転車に乗っての練習量を増やしている。もがく量を2倍にして、気持ちが強くなった」と自信も感じさせた。脚力も気力も上向いてきており、S級初Vも遠くないはずだ。

 ▼11R(中釜章成) 中釜がダッシュ力を武器に北津留に挑戦。村上の援護があればワンツーも。4=3―全。

 ▼12R(藤井栄二) 町田と纐纈がもがきあえばチャンス。初日に続きまくりを決める。6―125―1254、6―1―7。

初日6Rの再発走に殊勝な態度の中釜章成

 

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